東京にて

久しぶりに東京の光をみて
人の気配を見る。

人は、その土地の光と
無意識に交信し、
虫のように鳥のように
光の表現者となる。

東京では
渋く、ごつっとした、突き放したような
色彩を纏う。
人のよさを隠すように。
決して、おどけたりしない。
真夏でも、ほんの少し斜めの光のなかで。

関西を通り越して
九州小倉まで行けば、敬服するくらいの
色彩感覚のきれいさ。素直さ。
そして、すっきり強い日差し。
それは、どんな季節でも。

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