相国寺の承天閣美術館にて7月21日まで。
100歳を超えて西陣織を追求し、
源氏物語絵巻を織で表現した山口翁。
その作品に賛否両論あろうかと思うけれども
追求した30年あまりの年月は
様々の技術の追求の果てのもの。
そこから得られたノウハウは膨大であり
ほかの作品表現にも存分に生かされていた。
織る、という行為は3次元の表現なのだということを
とことんまで追求された山口翁。
透ける衣、角度により色の変わる花びら、、、
源氏物語絵巻ではないが
写実的な菊の花々を、遠近を織り分けつつも
写実になりすぎないある地点で織物を見るときの快楽の範疇に
とどめた緊張感ある作品(帯)は
とても印象深かった。
私にとっては、色やデザインということよりも
モノに込められてしまった魂、その気迫の、
絶対的な力を再認識させられた作品たちだった。
後少しですが、お近くの方はぜひ。
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